改版日 | 2005.03.25 |
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バージョン | Ver1.03 |
復号化に失敗した場合のESP処理の不備を修正
復号化した後、パディング長の正当性評価を行っていなかったので、復号化に失敗した場合に誤動作する不具合を修正した。
AHヘッダつきのNDPパケットを処理できない不具合修正
受信したAHパケットを処理するためIPv6ヘッダのhoplimitを0クリアしていたが、NDPパケットでそのフィールドをチェックし不正なパケットとして破棄していた。hoplimitは元の値に戻すよう修正した。
IKEの再送処理が失敗することがある不具合修正
IKEの再送処理と、IKEパケットの受信処理が排他制御されていなかったため、それらが同時に発生したときに誤動作することがあった。受信処理のタイムアウト時に再送処理を行うよう構成を変更した。