改版日 | 2006.01.27 |
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バージョン | Ver1.13 |
UDPのコールバック受信に対応
UDPパケット受信をコールバックルーチンでユーザに通知する機能を追加した。
複数のI/Fに向けて、同一IPアドレスに送信すると失敗する
ARPのキャッシュが全I/Fで一つだったため、あるIPアドレスのエントリを複数のI/Fで参照してしまっていた。エントリにI/F情報を持たせて区別することで回避した。
環境によってはARPパケット送信時にメモリ破壊を起こすことがある
ELAP層のゼロコピーAPIを使用している場合、ARPパケット送信時にメモリ破壊を起こすことがあったので修正した。
TCP送信リトライが満了したときのエラーコードをE_TMOUTからE_CLSに変更した
通信相手からの応答がなくなったなどの場合、TCP送信は再送を繰り返して満了したときに以降のAPI呼び出しに対してエラーコードを返す。従来はE_TMOUTを返していたが、API自体のタイムアウトと区別するためE_CLSに変更した。
TCPのキープアライブが不正なシーケンス番号のパケットを受けたときもリセットされていた
ポート番号とチェックサムが正しいパケットを受信したときにキープアライブタイマをリセットしていたが、シーケンス番号が正しいのみリセットするよう変更した。