ESPT-USB-Dual(ESPT拡張ボード)

ESPT-USB-Dual~μPD720150搭載 組込みUSB2.0開発プラットフォーム~

ESPT-USB-Dual

ESPT-USB-Dualは、 Centeハードウェアシリーズ「ESPT」の拡張ボードです。

USBコントローラにNECエレクトロニクス社製μPD720150を搭載し、ESPT-V850等のCPUボードと組みあわせることで、すぐに評価検討が開始できます。

μPD720150は、USBホストインターフェイス専用のポート1chと、USBホスト/ファンクション選択可能なポートを1ch、合計2chを同時に動作させることができます。

ESPT-USB-Dual

接続CPUボード

ESPT-V850 (V850ME2)

ESPT-V850 (V850ME2)

  • イーサネット:1ch
  • 非同期シリアル:1ch
  • 接点入力/出力:4bit/4bit
  • A/Dコンバータ:8ch(10bit分解能)
  • USB1.1 Function:1ch

組込みUSB2.0 ホスト and ファンクション 同時“Dual”動作可能

ESPT-USB-Dualは、基板上にホストAコネクタ×2個とファンクションminiBコネクタ×1個実装しております。USBホスト機能を2ch同時に使用するシステムにも対応できますし、また、USBホスト機能とUSBファンクション機能を1chづつ合計2chを同時に使用するシステムにも対応できます。

搭載する製品に合わせて、USB2.0機能を多機能に、柔軟に対応することが可能です。

μPD720150を短時間に評価できる開発環境を「Cente」で提供

ESPT-USB-Dualは、NECエレクトロニクス社製V850を搭載した超小型ネットワークCPUボード、Centeハードウェアシリーズ「ESPT-V850」に簡単にスタック接続することができます。

μPD720150の全ての機能に対応したCenteデバイスドライバパッケージと豊富なCenteミドルウェアパッケージとを組み合わせることにより、短時間での評価・製品試作が可能になります。

μPD720150のリファレンス回路として製品開発に活かせます

ESPT-USB-Dualは、回路図、部品表も提供させていただいております。

μPD720150搭載の製品開発において、ハードウェアデザインのリファレンスとして安心してご使用いただけます。

対応ミドルウェア

  • Cente USB2.0 Host MassStorage for μPD720150
  • Cente USB2.0 Host COMClass for μPD720150
  • Cente USB2.0 Host EthernetClass for μPD720150
  • Cente USB2.0 Device MassStorage for μPD720150
  • Cente USB2.0 Device COMClass for μPD720150
  • Cente USB2.0 Device EthernetClass for μPD720150

※クラスドライバは順次追加開発を予定しております。
※ESPTはCenteが提供するCenteミドルウェア標準の評価基板です。

ハードウェアブロック図

ハードウェアブロック図

ハードウェアブロック図

ESPT-USB-Dual ハードウェア概要

対応ファンクション USBホスト、USBデバイス(バスパワード非対応)
対応スピード Hi-Speed、Full-Speed、Low-Speed
(Low-SpeedはUSBホストのみ対応)
対応転送タイプ コントロール転送
バルク転送
インタラプト転送
アイソクロナス転送
エンドポイント数 10
FIFO バッファメモリ 8kByte
CPUバス
接続用コネクタ
ESPTシリーズ接続用
(1)100pinコネクタ:アドレスバス、データバス、各制御線
(2)120pinコネクタ:アドレスバス、データバス、各制御線
DMAチャンネル 最大2ch使用
スイッチ 4極DIPスイッチ(汎用として利用可能)
割り込み線 1ch使用
USBコネクタ Aレセプタクル×2
miniBレセプタクル×1
電源入力 5V±5% *1
消費電流 TBD
外形寸法 91(W)×55(D)×21mm(H)
質量 約35g
環境条件 使用温度範囲 0 ~ 50℃
保存温度範囲 -10 ~ 60℃
使用湿度範囲 90%RH以下(結露しないこと)
保存湿度範囲 90%RH以下(結露しないこと)

*1
USBホスト使用時はVBUSの電源仕様を満たす必要があります。回路、配線抵抗による電圧降下に留意し、確認の上使用してください。


サポート情報