ESPT-RX

ESPT-RX~RX63N搭載 豊富な周辺機能を搭載した組込みネットワーク・ロガーCPUボード~

EPST-RX

ESPT-RXは、SH-Etherシリーズを継承したイーサネットコントローラとUSB2.0ホスト/USBデバイス機能を1チップ化したルネサスエレクトロニクス製MCU RX63Nを搭載した組込み用途のCPU基板です。

豊富な周辺機能を搭載していますので、ネットワーク接続機能を備えるOA機器やFA機器等のCPU評価はもちろんのこと、このまま組込み基板として使用することもできます。

ESPT-RX
※CPU、コネクタの仕様は本ページ下の概要を参照ください。

USBインターフェイスを4ポート搭載

ESPT-RXは、USBインターフェイスを4系統搭載しています。CPU内蔵コントローラを使用しFunction×2ch(Fullスピード)の他、USB専用コントローラR8A66597を使用し、Host×2ch(Low / Full / Highスピード)を搭載。必要な用途により、インターフェイスの選択ができます。

  • ※CPU内蔵USBコントローラは1chのみOTG、Hostに変更可能。

周辺環境が基板に及ぼす影響をロギング 基板に温度センサーを搭載

ESPT-RXはIoT(Internet of Things)用途を想定しています。CPU内蔵温度センサーを使用し、温度変化を測定することで環境にあわせたモノ作りをバックアップします。ログデータはネットワーク、コマンドインタプリタデバッグ、SDメモリなどに出力が可能。デバッグ時や運用時に“何がおきたか”を記録し、不具合解析の参考となります。

ネットワーク製品に最適、RX63Nを搭載

ESPT-RXに搭載するRX63Nは、32ビットCPUコア「RX600(96MHz)」、SH-Etherシリーズを踏襲するイーサネットコントローラとUSB機能を4系統搭載し、SPIインターフェイスを使用してSDメモリカードを扱うことができます。

Centeミドルウェアとの組み合わせで様々な組込み機器への応用が可能

ESPT-RXはCenteミドルウェアシリーズの動作確認用の標準評価CPUボードです。豊富なネットワークプロトコルスタックや、ファイルシステム、各種USBドライバが対応します。

試作品の開発から製品への搭載まで、幅広く応用頂けます。

ハードウェアブロック図

ハードウェアブロック図

ESPT-RX ハードウェア概要

CPU RX63N R5F563NEDDFC
CPUコア動作クロック96MHz
内蔵ROM 2M byte
内蔵RAM 128K byte
SDRAM 32MBytes(16M×16bit)
LAN I/F IEEE802.3u 10Base-T/100Base-TX 1ポート
シリアルポート RS-232Cトランシーバ 1ポート モジュラージャック 4極4芯
RS-485トランシーバ 1ポート モジュラージャック 6極4芯
CANポート 1ポート ナイロンコネクタ DF13A-3P-1.25H
USBポート RX63N内蔵 FUNCTION FULL スピード 1ポート mini AB メス
RX63N内蔵 FUNCTION FULL スピード 1ポート mini B メス
R8A66597 HOST LOW FULL HIGH スピード 2ポート A メス
SD I/F SPIモード 1スロット スタンダードSDカード
拡張用ヘッダー PIO 29ポート コネクタ FX8C-80S-SV5
DAC 2ポート
ADC 4ポート
RTC CPU内蔵
バックアップ電源は外部より供給 2.0V~3.6V ナイロンコネクタ B2B-XH-A
電源電圧 5V±5%
消費電流 約150mA(ボード単体動作)
外形寸法 91(W)×55(D)×21(H) mm
重量 約70g

サポート情報