発行日: 2020/07/15
題名: TFTPdのエラーを不適切なLAN I/Fへ送信することがある
適用製品:
・Cente TCP/IPv4 Ver.1.00 – Ver.1.35
・Cente TCP/IPv4 SNMPv2 Ver.1.00 – Ver.2.22
・Cente TCP/IPv4 SNMPv3 Ver.2.00 – Ver.2.22
・Cente IPv6 Ver.1.00 – Ver.1.45
・Cente IPv6 SNMPv2 Ver.1.00 – Ver.2.22
・Cente IPv6 SNMPv3 Ver.2.00 – Ver.2.22
【該当するユーザ環境】
マルチIP機能で複数のLAN I/F(以下単にI/Fとします)を使用し、Cente TCP/IPのTFTPd(TFTPサーバ)を使用するユーザ。
【障害内容】
TFTPc(クライアント)が、TFTPdに存在しないファイルを要求した場合などに、TFTPdはTFTPcにエラーを返しますが、エラーをデフォルトのI/F(複数あるうちの最初のI/F)へ送信していました。このため、デフォルト以外のI/FでTFTPcを使用してエラーした場合、TFTPcはそのエラーを受信できず、タイムアウトでエラー終了していました。
【発生理由】
TFTPdのエラーを、TFTPcのリクエストを受信したI/Fではなく、デフォルトのI/Fへ送信していたためです。
【回避方法】
ミドルウェアのソースコードを修正し、TFTPdのエラーを、適切なI/Fへ送信するようにします。
詳細については、営業担当またはsupport_XXXatmarkXXX_cente.jpまでお問い合わせください(_XXXatmarkXXX_は@にしてください)。