Cente FileSystem

Cente FileSystem

Cente FileSystem


改版日 2023.03.31
バージョン Ver6.50

・独自APIでのディレクトリ検索時、エラーコード「CT_NOT_INI_D」が戻される不具合を修正(Cente障害情報:101-0114)
独自APIでのディレクトリ検索時、ドライブを全て読み出した後に「CT_NOT_INI_D」が戻される不具合を修正しました。

・ログ管理チェックディスク機能の有効/無効設定組合せによる誤処理を修正(Cente障害情報:101-0115)
無効ドライブに対してもログ管理チェックディスクの処理が一部動作してしまう不具合及びエラー判定処理が抜けている箇所があり、正常/異常を正しく戻すことができていない不具合、セーブキャッシュが行われず、ログ管理ファイルを正しく作成することができない不具合を修正しました。

・ファイル及びディレクトリ検索にて大文字/小文字の区別をしていた不具合を修正(Cente障害情報:101-0116)
readdir_wc()及びreaddir_wc_uni()において、大文字/小文字の区別をしていた不具合を修正しました。

・ 独自ディレクトリ操作API実行時、ディレクトリの読出しに失敗する不具合を修正(Cente障害情報:101-0117)
独自ディレクトリ操作API実行時、セマフォの資源を獲得せずディレクトリの読出しをしていたため、修正しました。

・複数ドライブに対しメタデータ保護機能を有効にするとメモリ破壊が起きる不具合を修正(Cente障害情報:101-0118)
複数ドライブに対しメタデータ保護機能を有効にするとメモリ破壊が起きる不具合について、drv_name ごとに領域を確保するように修正いたしました。

・メタデータ保護機能使用時 残容量が必要以上に消費されてしまう不具合を修正(Cente障害情報:101-0119)
FATチェーンの更新した分だけ残容量を消費するだけでなく、既存のクラスタ情報を含めて更新していたため、既存のクラスタ情報を含めないように修正しました。

・メタデータ保護機能使用時 ディスクフル直前の書き込みで無限ループが発生する不具合を修正(Cente障害情報:101-0120)
ディスクフル直前のデバイスに書込みを行った際、FAT領域の空き確認処理で無限ループが発生する不具合を修正しました。

・FAT領域が1面の場合にフォーマットを行うと、キャッシュ領域を初期化できない不具合を修正(Cente障害情報:101-0121)
FAT数が1の時、キャッシュ領域の初期化が行われていなかった不具合を修正しました。

・フォーマット及びメタデータ保護機能の速度改善
フォーマット及びメタデータ保護機能の速度改善を行いました。詳しくは、「FileSystemユーザーズマニュアル(Ver6.50)導入・運用編.doc」の「3.6.23連続まとめ書込み機能の選択について」を参照ください。

・Non-OS時、fs_memory.cの静的バッファを追加
USE_OSにてNon-OS選択時、fs_memory.cの静的バッファを使用することで、動的に確保した時と同じくらいの速度でファイルのアクセスが可能となっております。詳しくは「FileSystemユーザーズマニュアル(Ver6.50)導入・運用編.doc」の「3.6.1 OS(Operating System)選択」及び「3.6.2 メモリ関連設定ファイルについて」を参照ください。

・軽微な修正
ワーニング抑制など軽微なコードの修正を行いました。

・RX71M用のbspを追加
RX71MのNORフラッシュbspを作成しました。