不正なICMPリダイレクトパケットで、ルータ(デフォルトゲートウェイ)の設定が不正となることがある
発行日: 2020/07/06
題名: 不正なICMPリダイレクトパケットで、ルータ(デフォルトゲートウェイ)の設定が不正となることがある
適用製品:
・Cente TCP/IPv4 Ver.1.00 – Ver.1.35
・Cente TCP/IPv4 SNMPv2 Ver.1.00 – Ver.2.22
・Cente TCP/IPv4 SNMPv3 Ver.2.00 – Ver.2.22
・Cente IPv6 Ver.1.00 – Ver.1.45
・Cente IPv6 SNMPv2 Ver.1.00 – Ver.2.22
・Cente IPv6 SNMPv3 Ver.2.00 – Ver.2.22
【該当するユーザ環境】
不正なICMPリダイレクトパケットを受信するユーザ環境。
【障害内容】
ICMPリダイレクトは、一般に、ルータからホスト(Cente TCP/IP実装機器など)へ、よりよい経路にあるルータを知らせるために送信されます。
ICMPリダイレクトパケット受信時のパケット長のチェックが不足しており、不正なパケットでも、破棄せずに処理していました。このため、ルータ(デフォルトゲートウェイ)の設定が、不正となる可能性があります。
【発生理由】
ICMPリダイレクトパケット受信時のパケット長のチェックが不足しており、不正なパケットでも、破棄せずに処理していたためです。
【回避方法】
ミドルウェアのソースコードを修正し、不正なICMPパケットを破棄することで、回避できます。
詳細については、営業担当またはsupport窓口までお問い合わせください。