改版履歴

Cente TCP/IPv4 SNMPv3

・Cente TCP/IPv4 バージョンアップ
Cente TCP/IPv4 をVer.1.41にバージョンアップした。

・ボードサポートパッケージの変更
ボードサポートパッケージを以下の4機種とした。
・コンピューテックス社 CKB-RZ/A1H
・ルネサスエレクトロニクス社 RSK+RX65N
・ルネサスエレクトロニクス社 RSK+RX71M
・STマイクロエレクトロニクス社 STM32756G-EVAL

・SNMPのipAddressSpinLockのSET動作で値が変化しない(Cente障害情報:004-0010)
IP MIBのipAddressSpinLockのSET動作で1増加させる処理の実装に誤りがあり、2回目以降のSETに失敗していた。これを修正した。

・その他改善
実害はないが意味のないコードを修正した。
環境によってビルドエラーが発生するコードがあったので修正した。

Cente TCP/IPv4 SNMPv3

 ・Cente TCP/IPv4 バージョンアップ

Cente TCP/IPv4 をVer.1.35にバージョンアップした。 

・不正なSNMPリクエスト受信時に不正なメモリを参照する(Cente障害情報:004-0009)

データ長が不正なRequestを受信したとき、不正なメモリ参照を行っていた。これを修正した。

 

 

Cente TCP/IPv4 SNMPv3

・暗号/認証モジュールをCente Compact Cryptoに切り替え
旧バージョンではCente cryptoを使用していたが、Cente Compact Cryptoを使用するよう変更した。

・不正なLinkupINFORMを送信する
サンプルとして同梱しているctsnmp_informv2_sample.cにあるsnmp_inform_linkup_v2()を呼び出すと、不正なLinkupINFORMを送信していた。これを修正した。(Cente障害情報:004-0006)

・snmp_inform()でエラー時、返り値が仕様と異なる
エラー時にはSNMP_INFORMERR_COMを返す仕様だが、不正な返り値を返す場合があった。これを修正した。(Cente障害情報:004-0007)

・OIDが2097152以上のオブジェクトを指定すると、不正なOIDで送信される
OIDのエンコーディング処理に誤りがあり、2097152以上のOIDを指定すると不正なOIDでパケットを送信していた。これを修正した。(Cente障害情報:004-0008)
 

Cente IPv4 SNMPv3

・Cente TCP/IPv4 バージョンアップ

Cente TCP/IPv4 をVer.1.33にバージョンアップした。
 
不具合修正
・INFORM送信によりメモリリークが発生する
snmp_inform()を使ってSNMPver.3のINFORM PDUを送信した場合、一時的に確保していたメモリを解放していなかったため、修正した。(Cente障害情報:004-0003)
 
・SNMPv3ユーザの登録が正しく動作しないケースがある
SNMPv3ユーザを複数登録する場合、ユーザ名重複チェックの条件不足で正しく登録できないケースがあった。具体的には、「username」で登録した後、「username1」で登録すると、先に登録した「username」が消えてしまう。これを修正した。(Cente障害情報:004-0004)

Cente TCP/IPv4 SNMPv3

Cente共通モジュール、Cente TCP/IPv4 バージョンアップ

Cente共通モジュール、Cente TCP/IPv4 をVer.1.21にバージョンアップした。

MIBの更新

IP MIB、TCP MIB、UDP MIB、dot3 MIBを更新した(対応RFCはそれぞれ4293、4022、4113、3635)。

Enterprise Specific TRAP対応

Specific Trap Typeを指定してTRAPを送信できるように修正。

不具合修正

マネージャーからのリクエストに対するエラーコードを間違えている個所を修正

SNMPv3の応答にミスがあったのを修正

sysUpTimeの単位を間違えていたのを修正

INFORMとTRAPを両方使うと通信エラーが発生する不具合を修正

コミュニティ名が空文字列のときにリクエストに成功するのを修正