・クライアント認証に対応
Cente Compact SSLc Ver1.40との組み合わせで、クライアント認証に対応しました。AWS IoT Coreとの接続などで必要な機能です。
【HTTPd修正】
・MD5のソースコード変更。
MD5の計算をCente Compact Cryptoの関数を使用するようにした。
・Cente SSL非対応。
Cente SSLをサポートから外した。
【HTTPc修正】
・MD5のソースコード変更。
MD5の計算をCente Compact Cryptoの関数を使用するようにした。
・Cente SSL非対応。
Cente SSLをサポートから外した。
・プロトコルスタック非依存化。
プロトコルスタックに依存しないようにTCP関連関数はカスタマイズ部に新設したラッピング関数を呼び出すようにした。
・REST API対応。
REST APIに対応した。
・HEADメソッド対応。
HEADメソッドに対応した。
・204応答受信処理修正。(Cente障害情報:010-0002)
204応答受信時、APIが常にタイムアウトエラーを返していたのを修正した。
・Cente HTTPd/c Ver.1.52 – Ver.1.54
新規作成
他社製プロトコルスタックに対応
ソースコードをプロトコルスタック依存部と非依存部に分け、他社製プロトコルスタックに対応した。
ブロードキャスト応答に対応
ブロードキャストによる応答を破棄せず受信するようにした。
NTPサーバとの通信に時間がかかる環境で、古い時刻が返る(Cente障害情報:007-0001)
PPP経由の通信など、NTPサーバとの通信に時間がかかる環境で、得られる現在時刻が「要求を送信した時刻」になっていた。「応答を受信した時刻」に修正した。
NTPサーバによっては、まれに取得する日時が不正になる(Cente障害情報:007-0002)
RFC4330では、NTPサーバが何らかの理由でクライアントに対して現在時刻を返せない状態になった場合、NTPパケット中のStratum(階層)を0にした応答を返す、と規定された。Ver.1.02で対応した修正を元に戻した。
2038年以降の時刻が正しく取得できない(Cente障害情報:007-0003)
NTPサーバから2038/1/19 3:14:08以降の時刻情報を受信した場合、1970/1/1 00:00:01等、正しい時刻情報が取得できなかった。これを修正した。
・暗号・認証ライブラリをCente CryptoからCente Compact Cryptoに変更
CHAPで使用するMD5ライブラリをCente CryptoのものからCente Compact Cryptoのものに変更した。
・PPTPを削除
PPTPを非対応に変更。これに伴い、MS-CHAPv2、MPPEも非対応とした。
・認証失敗を繰り返すと発信できなくなる(Cente障害情報:003-0003)
PPPoE接続の場合、認証失敗で接続に失敗した場合、送信バッファの解放がされないことがあった。これを繰り返すことで送信バッファが枯渇し、以後発信できなくなることがあった。これを修正した。
・接続完了後、数分でPPPサーバから切断される(Cente障害情報:003-0004)
リトルエンディアン環境の場合、PPPサーバによっては接続完了後、数分で切断されてしまうことがあった。これを修正した。
・シリアルI/FのPPP接続の場合、まれにメモリ破壊が発生する(Cente障害情報:003-0005)
受信するデータの一部が欠けたり化けたりすることがある環境では、まれに受信バッファをオーバーして書き込みを行うメモリ破壊が発生することがあった。これを修正した。
・モデムの応答が正しくない場合への対応を強化
ATコマンドを送信し、それに対するモデムからの応答に従って動作するが、応答文字列が一時的に不正になるようなケースへの対応を強化した。
・その他改善
環境によってはワーニングが発生するコードがあったので修正した。
・Cente PPP Ver.1.00 – Ver.2.20
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