・Cente TCP/IPv4部バージョンアップ
詳細はCente TCP/IPv4(Ver.1.33)改変履歴を参照のこと。
・受信したRouter Advertisement(RA)のMフラグ内容に従ってDHCPを起動する機能を追加
受信したRAのMフラグが1の場合、自動でアドレスを生成せず、DHCPによってIPアドレスを取得する機能を追加した。
・デフォルトルータを手動で設定できる機能を追加
通常、デフォルトルータ情報はルータから受信するRAから収集するが、RAを送信しない環境でも使用できるよう、デフォルトルータを手動設定できるようにした。
不具合修正
・MLDルータからの問い合わせに応答しない場合がある
応答を送信する間にランダムな時間だけ待つ機能があるが、この計算方法に誤りがあり、まれに「応答を送信しない」と判断されることがあったので修正した。(Cente障害情報:002-0006)
・DHCPv6でメモリ破壊の恐れがある
UDP受信コールバック関数から呼ばれるDHCPv6の関数において、ローカル変数が必要なサイズより遥かに大きいサイズになっていた。これを修正した。(Cente障害情報:002-0007)
・IPv6フラグメントパケット受信時に、NULLポインタアクセスが発生する可能性がある
IPv6パケットを受信した際、そのパケットに拡張オプションが付加されていて、更にその拡張オプションが期待した順でない場合、NULLポインタアクセスが発生していた。これを修正した。(Cente障害情報:002-0008)