不正なDNS応答によって誤動作する可能性がある
発行番号: Cente001-0068
Rev: 第1版
発行日: 2020/12/21
題名: 不正なDNS応答によって誤動作する可能性がある
適用製品
・Cente TCP/IPv4 Ver.1.00 – Ver.1.36
・Cente TCP/IPv4 SNMPv2 Ver.1.00 – Ver.2.22
・Cente TCP/IPv4 SNMPv3 Ver.2.00 – Ver.2.22
・Cente IPv6 Ver.1.00 – Ver.1.46
・Cente IPv6 SNMPv2 Ver.1.00 – Ver.2.22
・Cente IPv6 SNMPv3 Ver.2.00 – Ver.2.22
【該当するユーザ環境】
以下の不正な応答を返すDNSサーバが存在する環境。
– 不正に短い応答をする。
– 偽装したIDで応答する。
【障害内容】
CenteミドルウェアのDNSクライアントは、DNSサーバの応答のチェックに不十分なところがありました。このため、不正に短い応答や、偽装したIDで応答された場合、以下のような誤動作の可能性があります。
– get_ipaddr(), get_ip6addr()が誤ったIPアドレスを返す。
– 不正なメモリ参照を行う。
【回避方法】
ミドルウェアのソースコードを修正し、応答のチェックを強化します。
詳細については、営業担当またはsupport_XXXatmarkXXX_cente.jpまでお問い合わせください(_XXXatmarkXXX_は@にしてください)。