DHCPv6がIPv6アドレス更新に失敗したとき、古いIPv6アドレスが残る現象について
発行日: 2020/07/17
題名: DHCPv6がIPv6アドレス更新に失敗したとき、古いIPv6アドレスが残る現象について
適用製品:
・Cente IPv6 Ver.1.30 – Ver.1.45
・Cente IPv6 SNMPv2 Ver.2.10 – Ver.2.22
・Cente IPv6 SNMPv3 Ver.2.10 – Ver.2.22
【該当するユーザ環境】
DHCPv6を使用しているユーザ。
【障害内容】
DHCPv6にてIPv6アドレスが割り当てられたのち、サーバが指定した時間経過後に更新(Renew/Rebind)リクエストを送信します。このとき、サーバが再起動して割り当て情報が失われたなどの理由でサーバから否定(Nak)応答を受信することがあります。
再度割り当て手順を実行して新たなIPv6アドレスが割り当てられますが、更新に失敗した古いIPv6アドレスが削除されずに残っていました。
自IPv6アドレスは複数持つことが可能で、新たなIPv6アドレスは上書きされず、最大数(デフォルト:5)まで保持します。
【発生理由】
更新(Renew/Rebind)リクエストに対する応答処理にて、Nak受信時に対象のIPv6アドレスを削除する処理が不足していました。
【回避方法】
ソースコードの改変が必要です。
修正箇所については、support_XXXatmarkXXX_cente.jpまでお問い合わせください(_XXXatmarkXXX_は@にしてください)。