各種報道などで取り上げられておりますFREAK(Factoring attack on RSA-EXPORT Keys)攻撃に対するSSL脆弱性についてお知らせします。
・FREAK攻撃についての情報(JVN)
http://jvn.jp/vu/JVNVU99125992/
本件は、中間者がSSLクライアント-SSLサーバ間のメッセージを改ざんすることで、実時間で解読可能な強度の低いRSA鍵を使用するよう導かれてしまう、という攻撃です。これによって中間者は暗号通信に使用する鍵を入手し、通信内容を復号化して盗み見します。
・サーバが強度の低いRSA鍵に対応していること
・クライアントがサーバから無条件にサーバからの弱いRSA鍵を受け入れてしまうこと
が原因となっています。
サーバ側のミドルウエア、Cente Compact SSLd/DTLSdでは強度の低いRSA鍵には対応していないため非該当です。
クライアント側のミドルウエア、Cente Compact SSLc/DTLScでは正しく条件判断した上でサーバからの弱いRSA鍵を受け入れる実装となっているため非該当です。
以上よりCenteミドルウエア セキュリティ製品である
・Cente Compact SSLc
・Cente Compact SSLd
・Cente Compact DTLSc(Compact SSLcオプション)
・Cente Comapct DTLSd
の各製品について、本脆弱性は該当しません。
・Cente SSL(販売終了・サポート終了品)
については、本脆弱性が該当します。
Cente Compact SSLd、Cente Compact SSLcへの置き換えを推奨します。
詳細は お問い合わせ窓口よりお問い合わせください。