改版日 | 2008.04.20 |
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バージョン | Ver1.50 |
HTTPd修正
CGIで、404などの場合にでも、任意のエラーページを返す事ができるようにした。
CGI内で、httpd_send_http_prolog()を呼ばなかった時にのみ、デフォルトのエラーページが送られる。
Locationヘッダを正しく送信できない不具合修正。
outheader->locationに文字列がセットされていても、その文字列を正しくブラウザに送っていなかった。
CGIやEmbDataのリソース名の制限を無くした。
CGIやEmbDataのリソース名に"."が入っていなくても動作するようにした。
404等のエラーコード送信時でも、TCPを切断せずに、可能な限りkeepaliveするようにした。
以前はエラー時には必ず
・HTTP1.0で送信
・コネクションを切る
としていたが、 可能な限りkeepaliveするように変更。
HTTPc修正
httpc_set_socketが無駄に複数回呼ばれる事があるのを修正。
httpc_connect()内でhttpc_set_socket()を呼んでいたが、一度のhttpc_get()でhttpc_connect()が複数呼ばれる事があり、その度にhttpc_set_socket()が呼ばれていた。
一回一回のパケット受信タイムアウトではなく、サーバーとのトータルの通信タイムアウトを指定できるようにした。
HTTPC_USE_TOTAL_TIMEOUTとHTTPC_TOTAL_TIMEOUTを追加。詳しい使い方は、マニュアルを参照のこと。
cepが解放されない事があるのを修正
httpc_cls_cep()で失敗(タイムアウトなど)すると、cepの解放が行われないのを修正。
マルチパートデータのPOSTのサンプルを追加。
http/sample/cthttpc_sample2.cを追加。
Basic認証時に送る文字列を、"Authorization: BASIC"から"Authorizatino: Basic"に変更
一部の組み込みwebサーバーなどで、正しく動作しないケースが見つかった。RFC上はどちらでも良い事になっているが、多くのブラウザに合わせて、"BASIC"ではなく"Basic"を送るように変更。