改版日 | 2005.06.03 |
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バージョン | Ver1.10 |
ctkernelに対応
他OSへの移植性向上のため、iTRON4のAPI名と構造体名にプレフィックスを付加。
2005.05.20:Ver1.05
DNScで、複数タスクから同時に名前解決を行うと正しく動作しない
ctdnsc_res.cのTA_WSGLをTA_WMULに修正。
ロックするためのdis_dspをloc_cpuに変更
loc_cpuの方が軽いため。動作に変更は無い。(dnsc_mkquery()の変更)
DHCPサーバからのレスポンスがないとハングアップする
DHCPにてIPアドレス取得または更新中にDHCPサーバから応答が来ないとセマフォのデッドロックが発生していたので修正した。
フラグメントIPパケットのヘッダ内容をチェックしていない
フラグメントIPパケットはまず再構築してから、IPヘッダ内容についてチェックを行っていた。各々のフラグメントIPパケットのヘッダ内容もチェックするようにした。
TCPゼロウインドウ受信時もデータを送信してしまう
通信相手からウインドウサイズが0のACKを受信しても、その先のデータを送信してしまっていたので修正した。
IPリンク起動待ち関数で、全リンク指定のときに正常に動かない
IPリンク起動待ち関数tcpip_wai_rdy()で、複数リンクのうちどれか1つが起動したら返るような指定をした場合、実際に1つのIPリンクが起動しても返らない状態だったので修正した。
TCP連続送信が通信相手からのACKを待ってしまうことがある
アプリケーションが連続してtcp_snd_dat()を呼ぶような場合、通信相手のウインドウサイズが十分ある場合でも、通信相手からのACKを受けないと追加の通信を行っていなかったので修正した。
CenteFileSystem5.0対応
定数の定義や、ファイル名などをCenteFileSystem5.0に対応させた。(CenteFileSystem4.xとも使用可能)
FTPdバグ修正
タスク初期化構造体の第二メンバーがNULLとなっていると開発環境によってはWarningが出ることがあるので、0と変更した。
FTPcバグ修正
イベントフラグの使い方にミスがあったのを修正した。イベントフラグをクリアする方法を間違えていた点を修正し、不要なset_flgがあったのを削除した。