改版日 | 2004.10.15 |
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バージョン | Ver1.03 |
CentePPPVer.1.00に対応
CentePPPをCenteTCP/IPv4から使用するため、いくつかの変更を行った。
DNScのリクエストパラメータにDNSサーバアドレスを追加
DHCPdに対してDNSサーバアドレスを明示的にリクエストするよう変更した。
Cente共通モジュールバージョンアップ
Cente共通モジュールのバージョンアップ。
udp_rcv_dat()が正しくない長さを返すことがある不具合修正
トラフィックが高い状態でudp_rcv_dat()を呼び続けると、ときどき返り値の長さが実際の長さと異なることがあったので修正した。
長いPINGの受信で送信パケットリソースが枯渇する不具合修正
IPフラグメントを伴う長いPINGを受信したとき、その応答のための送信パケット群をARP解決できずに破棄する際、一部が破棄できていなかったので修正した。
TFTPのフェイルセーフ強化
ファイルの二重クローズを防止、udp_rcv_dat()からのエラーチェック強化などを行った。
TFTPdがクライアントから再送を受けたときに処理しない不具合修正
TFTPクライアントから再送を受けたとき、TFTPdで処理せずエラーを返していた。正しく再送パケットとして処理できるよう修正した。
TCPでWindowsサイズ0を通知されたときFIN受信についての動作修正
Windowsサイズ0が通知されたあと、相手からFINを受けても無視していた。FINは特別に直ちに処理するよう変更した。
TCPのクローズがしばらく実行できない不具合修正
あるコネクションのクローズ実行中に、他のコネクションのクローズが実行できない状態だったので、修正した。
TCPの再送が非常に短い間隔で発生する不具合修正
あるTCPパケットの送信から、数msec後に再送が発生してしまうことがあったので修正した。
TCPのFINを送信せずにクローズが終了してしまう不具合修正
相手からFINを受信したあと自分からクローズを行った場合に、自分からFINを出さずに一瞬でtcp_cls_cep()から返ることがあったので修正した。
TCPのFINを再送しない不具合修正
FINを送信し、その直後に、それ以前の再送のACKを受信した場合など、FINに対するACKでないACKを受信すると、FINの再送が発生しなくなることがあったので修正した。
MSSいっぱいにデータを送信できない不具合修正
TCP送信パケットのデータ部の最大長が、相手から通知されたMSSより常に20byte短くなっていたので修正した。